地球を送りバントしたい

とある上場企業の部長、3児のママ。

粋とは何か。

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はじめまして

ブログはじめました。奥利バントと申します。

 

私は浅草生まれです。

両親も両祖父母も浅草生まれ。浅草育ち。 

昔からいる悪そうな方々とも大体顔なじみ。

正月も羽織袴で鏡抜き。

そんな、とっても古風な家柄です。

 

それ故に規則や年中行事が多かったりしますが、

基本的には「粋」を重んじてる方が多いです。

 

じゃあ「粋って一体なんなの?」

「粋って一体なんなの?」とよく聞かれますが、

一言でいうと「カッコいい」のことです。

では「なにをカッコいい」と思うか。

 

そもそも「粋」には2つの読み方があって、

江戸では粋(いき)、京都の方では粋(すい)といいます。

「いき」と「すい」。

実はどちらも「呼吸」に通じています。

 

読み方が違うのは「考え方の違い」

読み方が違うのは「考え方の違い」で

それは「足し算と引き算の違い」と子供の頃に教わりました。

 

京都(上方)は「粋(すい)」は「吸い」に通じているので、

何でも取り入れ、蓄積していく「足し算」のカッコよさ。

お洒落もお白粉を塗ったり、着物を重ねたりがカッコいい。

 

江戸の「粋(いき)」は吐く「息」です。

取り込んでいるときはただの空気で、

不要なものはため込まず、スッキリ削ぎ落とす。

そして外に出すときのが「粋(いき)」という考え。

 

何事もシンプルであれ。「引き算」のカッコよさ。

その中にさりげない個性や工夫がある。

これが「粋(いき)」です。

 

もっと知りたければ

「粋」とはなにか。

分からなかった方もイメージを少し持ってもらえたら幸いです。

 

「粋」についてもっと詳しく知りたい方は

九鬼周造の『「いき」の構造』という本がおすすめです。

 

機会があれば読んでみてください。

こんな感じで気になったことをつらつら書いてきます。

よろしくです。